正社員でアルバイト掛け持ちの人は税金どうなる!?トリプルワークの経験から言えること。

正社員でもアルバイト掛け持ちする人が増えていますし、推奨している企業も増えてきています。その場合の税金についてトリプルワークや確定申告の経験をもとに詳しく解説していきます。

現在ではアルバイト以外でも副業をしている人も多く、税金や確定申告については気になることだと思います。
結論から言うと、全員確定申告の対象者となります。
※メインの会社で年末調整を受けている場合は、副収入が20万円以下の人は確定申告する必要はありません。
つまり、所得が関係する翌年の税金は上がります。

本記事の内容
  • 正社員+アルバイトは確定申告の対象
  • 確定申告が難しいはウソ

正社員でアルバイト掛け持ちの場合の税金や確定申告について

本業+アルバイト掛け持ちしている場合は確定申告が必要になります。
副収入が20万円以下なら対象外になりますが、定期的なアルバイトをしている人なら確実に越えてくるため、ほぼ全員が対象者となります。




また、翌年の各種税金は当然上がります。
税金の上がり幅は年収の層で変わってきます。
計算方法や金額については以下のようになります。

所得税率

課税される所得金額 税率 控除額
195万円以下 5% 0円
195万円を超え 330万円以下 10% 97,500円
330万円を超え 695万円以下 20% 427,500円
695万円を超え 900万円以下 23% 636,000円
900万円を超え 1,800万円以下 33% 1,536,000円
1,800万円を超え4,000万円以下 40% 2,796,000円
4,000万円超 45% 4,796,000円

 

住民税
課税標準額(所得金額 - 所得控除)に対して10%の税率で課税されます。

ギリギリで越えると損。というのはこういうところです。
しかし、詳細の計算をするのは結構面倒なので受け入れるしかありません。

正社員+アルバイトは確定申告の対象

正社員でアルバイト掛け持ちしているから確定申告の対象というよりは、全国民が確定申告の対象です。
メインで勤めている会社が基本的にはまとめて行ってくれております。

しかし、アルバイトとなると全く別口からの収入なので、会社からしたら知ったこっちゃありません
なので、本業以外の収入は自分で申告する必要があります。
追加で収入を申告することになるので当然税金が上がります。

よく副業がバレるという話があるかと思いますが、それは翌年の住民税の書類が会社に送付されるタイミングで発覚します。

正社員でアルバイト掛け持ちを検討している方はこの辺りはきちんと押さえておかないと就業規則に反して〇〇なんてことも。。。。
必ず確認してからアルバイトに応募しましょう。

確定申告が難しいはウソ

よく確認申告が難しいということを目にしますが、ハッキリ言ってウソです。
たしかに、面倒だし準備も必要ですが、決して難しいような作業ではありません。

ちなみにこの面倒なだけの作業を税理士さんに依頼するとおよそ3万円以上はかかります。
※私も住宅ローンの関係で依頼を検討しましたが、3万5000円とのことでした。
お悩み解決フリーランスや事業主といった方たちの確定申告はどうかわかりませんが、サラリーマンの確定申告は比較的簡単ですし、もっと言うとシーズンが訪れると税務署に相談窓口が設けられるためご指南いただくことができます。

インターネットでの確定申告も可能ですが、マイナンバーカードが必要だったり、ネットに強いような人たちでも挫折するくらい難しいらしいです・・・。
(今後は改善されると思うのでどんどん簡単になっていくことを願います。

結局、待ち時間がありますが、必要書類を揃えた上で白紙の紙を持って相談に行くのが一番簡単です。

正社員でアルバイト掛け持ちの人の税金は確認申告時に分かる

確定申告書類に従って計算すればわかるのですが、自分で記載して正しく書くのは結構難しいです。これってどれ?ってなって結構難しいと思います。

私もまぁまぁ間違ってました。

たったひとつのミスで金額が変わってしまうので、アルバイトの稼ぎによって変わってくるので結局正確な金額が分かるのは書類を提出する時となります。

最後に

正社員でアルバイト掛け持ちの人は確定申告が必要になってきます。
場合によっては追加で税金を払う必要がありますが、稼ぐ金額によって人それぞれかわってきます。

その金額は事前にある程度わかりますが、詳細の金額は確定申告の時にわかります。

正社員でアルバイト掛け持ちは時間が有効活用もできてお小遣い稼ぎもできるのでかなりおすすめです。

しかし、確定申告が必要だということは覚えておいてください。

また、本業の会社に申告なくアルバイトをした場合、翌年度の住民税の時に必ずバレます。
そのため、アルバイトをする場合は、必ず会社に確認してから面接しましょう。

今ではダブルワークが当たり前になりつつあります。
さらに自分にあったアルバイトもスマホひとつで探すこともできます。
短期・単発OKのバイト情報

アルバイト(副業)なので贅沢に自分の条件で検索しても問題ありません。

せっかくのアルバイトは楽しく稼ぐようにしましょう。



ABOUT US
goripapa
大学中退で職を転々。借金で絶望状態から工場期間工で正社員の夢を長年追うも撃沈。どん底から自分の好きを仕事にすべく猛勉強と時にはダブルワーク時にはトリプルワークの時を経てIT業界への転職成功し、インフラエンジニアとしての日々を過ごす。 IT業界への転職の際に苦労したことなどを伝えればと思います。