期間工で出戻りを2度経験しました。
お気に入りで働きやすい職場であれば期間工であっても出戻りはしたいですよね。
そんなメリットだらけ?の期間工で出戻りするコツや、出戻りする際の注意点についてまとめていきます。
ただ、個人的には期間工への出戻りはおすすめできません。「アリ」か「ナシ」かで言うと圧倒的にナシだと思ってます。
- 期間工で出戻りするコツは〇〇
- 期間工に出戻りするメリットとは!?
- 期間工で出戻りする際の注意点について。
あまりオススメはできないというのが本音ですが、短期的なコスパの良さで期間工の右に出るものはありません。
少しでも早くスキルを身につけて転職したいと考えている方は、本記事を考え直す機会にしてみてください。
期間工に出戻りするコツは〇〇
工場の期間工に出戻りするコツは、ズバリ「安定感」です。
真面目に作業するというのはもちろんのことですが、大人であればその他にもいろいろありますよね?
もし、自分の部下にこんな人がいたらどうする・・・
- 遅刻&休みまくり
- 言われたことを無視する
- 無駄に偉そうなことを言う
5年以上働いてきましたが、皆さん口を揃えてこう言います。
一度、期間工&派遣社員の突発休み常習犯達が奇跡的揃い踏みで休み、プラスで社員複数人がインフルエンザという状態になり、お祭り騒ぎみたいになったことがあるのですが、当然、出戻りもできることなく退社していきました。
あとからコッソリ聞いた話ですが、戻るための推薦書的な紙を渡すことも「戻って来いよ」と誰一人と言わなかったそうです。
期間工であれば満了金に関わるため、遅刻や突発休みは避けたいと思う人も多いようですが、その他の無駄に上から目線とかは結構意識していない人も多いので、なるべく大人しく過ごすというのは「安定感」にもつながるので気を付けてみてはいかがでしょうか。
※そもそも我慢できる人は期間工には少ないのでw
というか、そこまで普通にできるのであれば期間工での勤務経験を活かして工場で正社員として働くことを考えてみるのはいかがでしょうか?
【体験談】期間工に出戻りするメリットとは!?
そこまでして期間工に出戻りするメリットとは何か。
- 給料据え置き
- 正社員登用試験目当て
- 慣れた職場慣れた人間関係
期間工というか工場の場合、仕事に慣れていることは特に重要なのでこのような措置がとられます。
※退社時の時給 or 日給となり、満了金の計算方法も同じです。
それだけ慣れれば余裕な仕事でもあるということです。
出戻りするということは、当然同じ部署で変なドキドキ感もなくすんなりと受け入れてもらえるため、精神的な面でもすごく楽です。
金銭的、精神的にメリットが多いので、期間工で出戻りを希望する人も多くなっています。
また、自分こそが正社員に相応しいと考えている人も多く、正社員登用試験目当てで出戻りする人も多いようです。
※私のいた職場は正社員目当ての人で溢れていました。
出戻りすることや今後の仕事も視野入れて真面目に過ごすことをおすすめします。
実際に偉そうなセリフを残して期間満了を迎えた人が半年後に戻って来た時はさすがに心の中で大笑いしてしまいました。
人は優しいので、そういう場面で本当のことを言いませんが、気をつけておいた方が無難です。マジで。
期間工への出戻りは、良いことも多い反面、気をつけるべきことも多いような気がします。
正社員登用試験を受けて正社員として働きたいという思いがあるのであれば特にですよね。
5年以上働いてきていろいろな期間工に出会いましたが、私も含めてそのことに気づいていない人ばかりの印象です。
期間工で出戻りする際の注意点について。
ここからは期間工に出戻りする際の注意事項について、まとめておきます。
良いばかりの出戻りではないので、気をつけてくださいね。
- 退社から6ヶ月空ける必要アリ
- 昨年度の年収が税金へ影響するということ
- 出戻りした部署(職場)が必ずしも忙しいとは限らない
退社から6ヶ月!?経過しないと再入社できない。
退社から1ヶ月後から再入社できていたのが、恐らく5年くらい前?から、6ヶ月経過しないと再入社できないようになっています。
3月退社の例で見てみましょう。
入社可能:5月
~今の制度~
入社可能:10月
あくまで最速なので会社の都合によっては、さらに翌月でしかも末日ということもあり得ます。
その間の収入どうするの?とかいろいろ考えることはありますね。
※その間を都合の良い期間工を見つけ出してで過ごす人が多いようです。
6ヶ月間は、無職もしくは別の会社で働く必要があるということです。
※6ヶ月後ではないことを十分に理解しておきましょう。
突然登場する税金に気をつけよう。
別に突然登場しているわけではありませんが、年度初めにドドスコ登場するあの税金に震えた人も少なくないはずです。
特に期間工、しかも2年11ヶ月の満期まで働いた人はかなりの金額になります。
※税金は、前年度の収入が関係するため、前年度フルマックスで期間工として過ごすと人によっては年収も400万近くなります。
短期間でこの年収が期間工としての最大の魅力ですが、期間工を退社した人間からするとかなりキツイですね。
きちんと満了金をためておくなど対策すれば何とかなりますが、転職は何かとお金がかかるので、これから転職という人や経験済みの人も再認識しておくとよいです。
期間工時代からバイトをするもしくは探しておくのも結構おすすめです。
通称バイトつなぎについては、【実体験】転職活動中のバイトつなぎは超絶助かる。にて解説しているので、参考にしてみてはいかがでしょうか。
出戻りした部署が忙しい保証はない。
これは割とあることなので気をつけてください。
その逆もあるので何とも言えませんが。。
基本的に期間工が配属されるということは、それなりの理由があります。
- 辞めた人の穴埋め
- これから忙しくなる
めちゃくちゃ暇なのに期間工が出戻りしてくるというパターンもあり、さらにひどい場合は連続2直から常昼勤務(8:00~17:00)になる場合もあります。
※これは経験しました。
2年11ヶ月も所属していると、ある程度の暇や忙しいを経験するため、給料は想像できるかもしれませんが、夜勤がない衝撃は「ハンパない」です。
だからといって出戻りをやめる理由にはならないと思いますが。
そういうこともあるということは覚えておいて損はありません。
期間工への出戻りはアリ!?ナシ!?
5年以上働いてきたのとたくさんの出戻りの人たちを見てきました。
結論からいうと「ナシ」です。
やはり、6ヶ月以上空ける必要があるのはキツイですね。
別の期間工で稼ぐという手もありますが、いくら働きやすいからと言って、そこまでして戻る意味があるのかがよくわかりません。
- 昇進がない。
- 給料がすでに天井。
- いつまでも働ける保証はない。
そんな一時の楽な時間のために自分の可能性を捨てるのは、やめておきましょう。
それでも期間工に出戻りするというのであれば特に止めないですが。
正直、期間工を繰り返していた方が良かったのかな。と思ってしまう時が今でもありますが、ゼロから転職して勉強したことに後悔はありません。
今回のまとめ
期間工への出戻り(通称:期間工ループ)について、メリットからデメリットまでまとめてきました。
出戻りするこコツとしては、仕事以外の部分(特に無遅刻無欠勤)は重要です。
特にライン作業は仕事が単純ですし、やりやすく覚えやすいように設計され、作業方法も決められています。
毎日元気で職場にいる「安定感」のある人を演出できれば出戻りすることが叶うでしょう。
給料は据え置きで働きやすい職場というのはとても魅力的ですが、忙しいか選べないというのは注意が必要です。
また、6ヶ月以上期間を空けなければならないのと税金についても意識しておくとよいです。
ただ、本当に慣れた仕事慣れた職場は居心地良すぎです。