期間工できつい工程はズバリ「組み立て」一択です。
いわゆる「ライン作業」です。(期間工だからきつい工程を。。。というわけではないです。
逆に楽な工程は、「部品製造」です。
簡単に言うと交換用の部品(フィルターなど)の製造で、組み立てのようなライン作業とは完全にレベルが違います。
本記事では、そんな期間工で一番”きつい工程”と言われている「組み立て」と楽と言われている「部品系」の両方を経験した感想と両工程の比較をしていきます。
期間工イチ「きつい工程」は「組み立て」
期間工できつい工程は間違いなく「組み立て」です。とにかくライン作業はきついです。
ひたすら同じ動きの繰り返しをします。下手すると1日スクワット1000回なんて人もいます。
私の場合は手を使う作業で、慣れるまでが大変でした。。。
しかし、慣れたらめっちゃ楽なのもライン作業です。紙一重とはまさにこのことだと思います。
組み立てが「きつい工程」なのはなぜ?
ひたすら同じ動きの繰り返し。
これが本当にきついです。
そして、今この瞬間めちゃくちゃやる気が無くても一定のスピードで物が流れてきます。
さらに、作業に慣れてくるとめちゃくちゃ集中してたのに5分しか経ってないなんていう地獄の状態になることもあります。
(ぶっちゃけ、作業に手一杯で全力でやっている時期が一日が過ぎるのが早いです。
きつい工程「組み立て」(ライン作業)を経験した感想
よくあるコンベアに乗ってゾロゾロ流れてくる物に対して作業する工程を経験してきましたが、やはりきついと言うのが素直な感想です。
一定で同じ作業ってなかなかきついです。
この一定に慣れたとしても時間が長く感じすぎてきつい時もありました。
また、同じ作業の繰り返しなので、体の同じ部分にダメージが蓄積されます。
私の場合は毎日、手がパンパンでした。
何が怖いかって?
人間は、痛みにすらも慣れてしまいます。
真冬に真水で手を洗って「アイシング〜」とか言って笑ってました。(ぶっちゃけ超楽しかったけど。。
体に受けるダメージが大きいのがやはり一番きついです。
※個人的にですが、プラス夜勤も相当なダメージが蓄積されます。(夜勤無くなって気づいた。
期間工で「楽な工程」は「部品系」
きつい工程が「組み立て」なのは分かっていただけたと思います。
その反対に比較的楽な工程は、ライン作業を必要としないような「部品」を作成する工程です。
私自身も所属する部署とは別の部署に応援に行ったことがあるのですが、その時に組み立てとは全く別の作業を経験しました。
そこでの経験を基にまとめていきます。
部品系が「楽な工程」なのはなぜ?
この部品系と言うのが楽だということは、結構色々なところで言われています。
- 縛りが多いライン作業ではない。
- 部品は複雑な作りでない場合が多い。
- 1個に対する比重が軽いため、カバーしやすい。
と言った感じです。
何十人で1個のものを作るライン作業とは全く違い、1人~2人で1個を作るため、負担が軽くなっています。
あんまり楽だって言ってると怒られそうですw
楽な工程「部品系」を経験した感想
とにかく楽(天国)でした。
しかも周りも良い人ばかりで残業も多く、色々最高でした。
強いて言えば、立ち作業で足が痛いのと当時真冬だったので、超絶寒かったくらいです。
(ライン作業は真冬でも汗をかくことができます!
一緒に行った人が何人かいたのですが、全員「楽」のひと言で一致しました。
ライン作業を経験している人からすると、1個の重みが軽いのは肉体的にも精神的にも楽に感じます。
期間工の「きつい工程」と「楽な工程」の比較
ここで簡単に期間工できつい工程「組み立て」と楽な工程「部品系」の作業についてまとめておきます。
※ここでの比較は、初めて作業する場合の話になります。
慣れてくれば基本的にめちゃくちゃ楽なので。。
組み立て | 部品系 | |
---|---|---|
作業 | きつい | 楽 |
1日の感じ方 | 短い | 超長い |
身体 | きつい | 楽 |
やりがい | あり | 無 |
達成感 | あり | 無 |
期間工できつい工程とされる「組み立て」は、ドМ向けの作業であるとも言えます。
きつい工程も楽な工程も最終的には自分次第!?
きつい工程と楽な工程について見てきましたが、結論から言うと正直、自分次第だと思います。
私自身も両方経験しましたが、きつい工程と言われる「組み立て」(ライン作業)の方が楽でした。
※痛いのが好きな訳ではありません
決まった時間内で作業すれば良いので、慣れてくれば流れに乗っておけばいいだけなので何も怖くありません。
反対に「部品系」のような1個の比重が軽くなると1日かけてノルマを達成していく必要があるため、ずっと何かに追われているような感覚になりますし、カバーしてもらえると言ってもさすがに気は引けますからね。。。
ちなみに一緒に行った人たちもこのあたりのどっちが良いか問題は意見が分かれたところでもあります。(組み立て:部品系=3:7 くらいですが。)
工程の向き不向きチェック
では、あなたはどちらの工程が向いているのか。
両方経験してきた中で分かったポイントを簡単にまとめてみます。
◎組み立て作業
- 何も考えずに作業したい人
- 体使ってナンボの体育会系の人
- 周りに誰かいてほしい人
◎部品系
-
- 妥協しない人
- とにかく楽な作業がしたい人
- ひとりで黙々と作業したい人
自分がどちらに当てはまるかで、選ぶ会社も変わってきます。
組み立てがメインの会社や部品系の作業がメインの会社もあります。
最後に
期間工イチきつい工程の「ライン作業」と楽な工程の「部品系」についてや、両方の作業の経験から比較をしてきましたが、最終的に向いている工程は人によって違うと言う結論になります。
私のように決められた時間で決められた作業をこなす方が楽な人もいれば、黙々と1日かけて作業する方が楽な人もいます。
自分自身がどちらが向いているかは自分で判断できると思います。
何も知らないところから向いてもいない場所に行くなんてただの地獄です。
組み立てがメインの会社や部品系の作業がメインの会社と言ったところは、事前にある程度絞ることができます。
それ以前に(一生やる仕事ではないかもしれないが)何が向いているか。についても考えておきましょう。
どうせ稼ぎに行くなら自分が向いている仕事の方が、仕事以外の勉強などのプライベートタイムも有意義な時間になってきます。
時代は令和です。テレワークやダブルワークが当たり前になりつつあります。
結局、手を抜けるところを徹底的に抜ける人が最強です。
期間工の仕事だけがすべてではないのです。