有給取得に罪悪感を抱く必要は一切ありません!
入社から6ヶ月で有給取得してから約1年。
「今日、午後から帰っていいよ」それが初めての有給でした。
今回は、期間工の有給はいつから貰えるのかといったことや有給の取得事情など、某トヨタ系で期間工として5年以上働いてきた経験をもとに期間工の有給について、まとめていきます。
基本的に忌引以外でも休まなければならない事情であれば、きちんと話をすることで対応してくれます。
※誰かが休んでも引継ぎなしで回るように効率化されているのが工場の仕事でもあり、魅力でもあります。
また、有給の買取というキーワードもありますが、昔はあったという話を聞きますが、筆者が知る限りではその制度は無くなっています。
古くに期間工として働いていて、正社員登用された人の口から有り得ないという言葉が連発するくらい有給に対する考え方が変わっているようです。
与えられた権利が使えないってある意味謎な部分も多いですよね。
当日欠勤のカバーということは難しいかもしれませんが、事前に申請しておくなど、計画的な有給であれば取得しやすくなっているので、安心してOKです。
気になる人は応募する際に聞いてみるなど、気軽に相談してみると良いかもしれません。
- 期間工の有給事情
- 期間工の有給はいつ貰える?
- 期間工の有給は使っていいの?
期間工は、入社祝い金案件や安定した収入の秘密でもある高額の満了金も期待できるため、この機会に求人情報は要チェックした方が良いかもしれません。
期間工の有給はいつから使える?貰える?【体験談】
まずは、有給が「いつ」貰えるのか見ていきましょう。
勤続日数 | 有休取得日数 |
---|---|
6ヶ月 | 10日 |
1年6ヶ月 | 11日 |
2年6ヶ月 | 12日 |
期間工においても正社員の中途採用でも同様の考え方で、入社から半年で10日程度付与されるのが一般的です。
逆に言うと半年経過するまでは有給はありません。
特に期間工は入社して数週間~2ヶ月くらいは正直キツイため、ある程度の覚悟が必要です。
詳しくは、期間工入社直後の1ヶ月を乗り切るコツは〇〇だ!を参考にしてみてください。
この半年間頑張るということが最初の関門とも言えますが、無遅刻無欠勤を達成できれば「有給と満了金」という、ウハウハが待っています。
- 有給10日
- 高額の満了金
そんな期間工の有給がいつから使えるのかというと、普通に考えたら半年経過したその日から使えます。
が、期間工の有給がいつから使えるのかといったキーワードで検索されている背景には、期間工における有給取得率の低さという事情があります。
※ここ数年でリフレッシュ休暇の導入など働き方という考え方も変わっている影響もあって改善されてはいるようです。
半年経過しないと付与されない有給が2週間程度勤務することで付与される会社(マツダなど)もあるようです。
この有給取得率の上昇ですが、2年11ヶ月の期間満了前の有給消化モードというバカンスや転職活動に響く部分もあるので、一概に良いこととは言えないのがリアルです。
特に期間満了後もすぐに他の会社で働くことを考えると、ある程度温存するのも経験上ありだと思います。
初めての有給は突然だった。
ここからは、有給の取得事情について見ていきましょう。
筆者が期間工として働きだした2014年頃、所属していた部署も含めて期間工の有給取得率はかなり低かったです。
期間工が有給を取ると若干ざわついていましたし、実際に取る側になると前日の帰りはプチヒーローでしたw
社員の有給取得率は、会社自体の評価に関わることから、無理矢理消化してつじつまを合わせていたようですが、期間工や派遣は社員ではないため、どうして社員が優先となっていました。
そんな筆者が初めて有給取得したのも有給取得から約1年。
二度目の有給付与くらいの出来事でした。(10日+11日=21日所持)
※後日、遅番の際に「今日、半休!」を経験しましたが、21時頃という謎の時間に暗闇に放たれて呆然とした記憶があります。
そんなこんなで有給はあまりまともに取れずに迎えた1回目の退社前は、大量に有給が余っていたことと、再入社が決まっている状態だったため、結果的に長期連休とすることができました。
※現在は、再入社までが6ヶ月間隔を開ける必要がありますが、当時は退社から1ヶ月で再入社が可能でした。
有給を取りやすくなっている傾向にある?
結局、5年近く期間工として働いていましたが、後半の1年くらいは割と自由に有給を取得できるような風潮になっていました。
筆者が所属していた部署は、月末ごろに有給希望表的な用紙に記入する形式になっていたり、書いてないと「いつにするの?」と聞かれるようになるなど、ガラリと変わっていました。
やはり、リフレッシュ休暇といった強制的に数日取らないといけないという方針による社員の有給取得率が向上したことも大きなきっかけだと思います。
一番大きな変化という部分では、派遣として働いている人たちについても、有給が使用できるような環境になっていたことです。
同じライン作業をしている人なのに有給が取れないという実態に、口にはしないですが、不満を持っている人も多かったようで、有給が取りやすい環境になってからは、不思議と不満も減った印象があります。
というように有給自体は、取れる風潮になっていると言えるため、期間工だけではなく、社会全体として有給に対する権利や考え方は変わっています。
そのため、ある程度計画的な有給であれば心のリフレッシュにもつながるため、定期的な有給取得をオススメします。
今回のまとめ
期間工の有給がいつから使えるのかといったことや有給取得事情について見てきましたがいかがだったでしょうか。
筆者が期間工として入社した当時は、期間工や派遣の有給取得率は低かったですが、現在は、取得しやすい傾向にあります。
年間5日以上は有給取得が推奨されているように働き方に関する考え方はここ数年で一気に変わっています。
特に工場は、考え方が古いイメージを持っている人も多くいるかもしれませんが、この辺りに関しては割とシビアなので、計画的に有給を取得することに罪悪感を抱く必要はありません。
というか、当然の権利としてサラッと休みを取りたい旨を話せばいいと思います。
工場の一つの部署となると世間が狭くなりがちですが、1日休みを取ったところで何も変わりません。
筆者自身も休みを取りたいという話ができないタイプの人間でしたが、思い切って勇気をふり絞ったところで、普通に「いいよ~」で終わりました。
もし、言いづらいなどあれば、家庭の事情や実家に帰る必要があるといったありきたりな理由でも良いと思います。
※用事と言いつつ有給取ってパチンコ屋で遭遇する可能性もあります。(あるあるです。)
効率良く稼ぐという面でも期間工は優秀ですが、有給という面での考え方のカイゼンは必要なのかもしれません。