ハッキリ言って期間工は激務だと思います。
5年以上期間工として在籍してきましたが、場所によっては”楽な工程”があったりするとも言われておりますが、そもそも工場の仕事自体、激務と言っても良いと思っております。
慣れれば超余裕とも言われておりますが、現在、別の業界へ転職した人間から言わせると、ただただ激務です。
しかし、低学歴、未経験の私のような人間でも年収400万円を突破することができました。
中途採用で学歴もないような状態で決められた作業を淡々と行うだけで即この金額を稼ぐことができる仕事は期間工以外にありません。
そんな期間工が激務と言われる理由。また実際にどの程度の辛さだったのかを期間工経験者ならではの目線でまとめていきます。
期間工は、入社祝い金案件や安定した収入の秘密でもある高額の満了金も期待できるため、この機会に求人情報は要チェックした方が良いかもしれません。
期間工が激務と言われる理由
期間工の作業に関する意見は、以下2パターンに分かれます。
- 激務すぎ
- 慣れれば余裕
どちらが正解かと言われるとどちらも正解だと思っております。
入社直後は激務に感じて時間が経つにつれて徐々に余裕になっていきます。
なぜ、そんなに激務ってワードが出てくるかと言うと、誰しもが経験する入社直後の激務レベルが相当なものだからです。
不思議なもので2,3週間後には慣れてしまうパターンがほとんどです。
逆に言うと最初は誰しもが激務だと感じるということです。
有給など、休みの人の代わりに様々な工程入る正社員の人いわく、
楽な作業、楽な工程なんてない。というのが結論だそうです。
作業内容が激務
2,3週間後には慣れてしまうと言いましたが、ただ感覚がマヒしているだけで、期間工の作業はハッキリ言って激務です。
中腰での作業からくる腰痛や、手を酷使したことによる腱鞘炎など、同じ作業の繰り返しなので、ずっと同じ部位にダメージが蓄積されます。
また、ライン作業なのでミスや遅れは全員に迷惑がかかってしまうというプレッシャーもあります。
作業時間は余裕があるように設定がされているとはいえ、1分も経たずに次のモノが流れてくるという超高速な工程もあったりします。
体も心も追い詰めてしまうなんていう人も。
1週間2週間で即リタイアしてしまう期間工は何人もいました。
そしてこの悩みは全員が当てはまることなので、誰に相談しても慣れるしかないのひと言で終わります。
まぁあまり大きな声では言えませんが、自分に合わないなと感じるようならビビることなく別の部署や別の会社に乗り換えてしまえばいいと思います。
※そう言って去った人もいました。
とにかくバックレさえしなければOKです。
噂によるとバックレはバレるらしい。。。
作業からくる体の痛みがヤバい
精神的にも激務と言える部分もありますが、やはり、体への負担がかなりすごいです。
ずっと中腰で作業したりする人もいれば、ずっと膝をついて作業するなど、その担当する作業によって体への影響は様々ですが、何事も同じことの繰り返しなので、必ずどこにダメージが蓄積されます。
腰痛、腱鞘炎あたりはもはやド定番です。
さらに、昼勤夜勤の交代勤務も体へも影響を与えてきます。
夜勤の体のダルさに日頃の痛みがプラスされると作業の激務レベルがさらに上がります。
また、特に冬場はそこに寒さが加わり体はカッチカチ状態になります。
期間工が多く在籍する自動車業界は冬場が一年で一番忙しいとも言われているので、もはや激務を超えて絶望すら感じてしまいます。。。
その分、稼ぐことができるので何とも言えませんが。
体の痛み対策
ゆっくり風呂に入る、ストレッチやマッサージをするなど、ものすごく当たり前のことですが日頃のちょっとしたケアはしておくと良いです。
本当にちょっとしたことで全然違います。
まぁ最終的にはこの痛みにすら慣れるという。。。
今回のまとめ
入社したての頃を考えると期間工は本当に激務でした。
ですが、慣れてしまうと感覚がマヒしてしまうのか何とも思わなくなります。
数年たった今、あの頃に戻りたいかと言われると正直キツイです。。。
生活面ではかなり助けてもらいましたが、、、
体へのダメージも蓄積されているのか、今でも手首が痛い時があります。
確かに未経験の初年度から年収は400万オーバーという世界なので、夢があるように思いますが、作業内容が激務な上に昇給もありませんし、期間満了後には転職活動のループが待っています。
本当の激務は、期間満了後からと言っても良いかもしれません。
私のように期間工をダラダラ続けた結果が、あの頃に戻れるなら期間工で働きながらもっと勉強しとけばよかった。
なんて思う人が減ってくれれば幸いです。
期間工は決まった作業しかしないため、慣れれば余裕です。
激務で辛い時間を稼ぎながら勉強という最高の時間にしてしまいましょう。