期間工には受かりやすい時期が存在すると言われています。
自動車関係には繫忙期と呼ばれる時期があり、冬から春先にかけての卒業シーズンが該当します。
次いで夏頃のボーナスシーズンあたりも忙しくなる傾向にあります。
つまり、期間工にも受かりやすい時期があるということになります。
また、期間工は残業があると手取り額も大きくなるため、忙しい時期を狙うことは短期間で稼ぐために必要なこととなります。
- 期間工に受かりやすい時期は繫忙期
- 繫忙期前がおススメな理由
- 効率良く稼ぐなら期間工がおススメ
期間工で5年以上働いてきた経験を元に解説していきます。
期間工は短期的に稼ぐことを重視している人には正直かなりおススメです。。
期間工は入社祝い金案件や、安定した収入の秘密でもある高額の満了金も期待できるため、求人情報はチェックしておくと良いです。

期間工が受かりやすい時期は繫忙期!?
期間工が受かりやすい時期は繫忙期と言われていますが、普通に考えて忙しい時期に人手が欲しいのは分かると思います。
自動車関係の工場は1年中忙しい部署があることもありますが、その中でも夏と冬に年2回は生産量も多い傾向にあります。
自動車が売れる時期や世間のお金周りを意識すると分かりやすいかもしれません。
夏はボーナスといった分かりやすい物があります。
冬から春にかけては卒業や引っ越しといった新生活に向けた準備が行われます。
通勤に使うことも多い車は、親に買ってもらったり、譲ってもらったりとこの時期は動きが多いのも事実ですよね。
また、同じ車関係でも取り扱うパーツによっては繫忙期が異なります。
例えば、エアコン関連の部品は夏は必須アイテムとなるため、春先あたりから需要が増える傾向にあります。
そう考えると、募集がある会社=忙しいと判断できますが、ある程度狙い目を定めておくのは大事です。
あとは、配属ガチャみたいな部分があるので、少しでも多く稼ぎたい人は募集している場所にも注目すると良いです。
※長い目でみると結構な差が生まれます。
どうせ稼ぐなら金額が大きいほど嬉しいですよね。
期間工が受かりやすい時期よりも前に入社がおススメ
では繫忙期に狙って行くのが良いかというと、経験上そうは言い切れません。
特にライン作業の場合でだと、長縄を想像すると分かりやすいかもしれません。
超高速で動いている所に右も左も分からない人が入ったところで、ついていくのがやっと・・・
5年以上期間工として働いていましたが、繫忙期に挫折して退社する人が多い傾向にありました。
※いきなり本番ではなく、数週間の研修など練習の機会はあるので安心してください。
最初は気づいたら休憩時間になっているくらい必死で作業した記憶があります。
そのため、確実に満了金を手にするためにも繫忙期よりも少し前を狙うことをおススメいたします。
忙しい時期に募集するとはいえ、新人だらけで繫忙期を迎えるほど甘くはありません。
きちんと工数など管理されているため、繫忙期前に間口を広げている会社もあります。
※忙しくなることは数ヶ月前から想定されています。
逆に言うと、暇になる時期も想定されているのが工場の仕事です。
※安定した仕事と呼ばれる所以
効率良く稼いだ期間工たちのお話
5年以上働いていると色々な人との出会いは面白かったです。
ここからは、実際に「稼ぎにきた期間工」のお話を簡単にまとめていきます。
目指せワーキングホリデー
普通のサラリーマンとして働いていた人なのですが、ワーキングホリデーを理由に早めの退職をし、期間工として入社してきた人がいました。
半年間で稼ぐなら期間工が最適と判断したそうで、確かに若い世代の人だったのでアリなのかもしれないと思いました。
しかも、繫忙期がいつなのかという所も計算した上で冬を狙って期間工に応募したらしく、想定よりは暇だったらしいですが、サラリーマンよりはプラスだと言ってました。
短期間と決めているので、辞めることもなく淡々と働いて満了金を手に期間満了で退社していきました。
夢のための資金集めという姿には感動しました。
(筆者自身は目的もなくダラダラ5年以上働いてました)
期間工ループに潜む罠!苦労する前に抜け出すためのたった1つの方法
結婚前にひと稼ぎ
前職を辞めた理由こそありますが、結婚する前に稼ぐという目的の人もいました。
確かに、結婚することが決まって仕事も辞めることが決まっているのであれば、期間工は最適かもしれません。
引っ越し&入社祝い金狙い
期間工募集の目玉として入社祝い金という物がありますが、寮に入れる会社もあります。
寮に入れば衣食住は確保したも同然です。
家賃滞納の心配もなく、出勤が徒歩で済むなど結構効率良く稼ぐことができます。
引っ越しに掛かる費用を負担してくれる場合もあるので、要チェックです。
今回のまとめ
期間工の受かりやすい時期について見てきました。
期間工で働こうと思う理由は人それぞれだと思いますが、そこには「お金」が関係していることが多いのも事実です。
色々な人と出会いましたが、やはりお金(仕事)という意見も多かった印象です。
そんな筆者自身もお金というところで、最後の最後に見つけた求人情報でした。
短期間で高収入を得ることができるため、わりと安定した生活を送ることができます。
ただし、手に職をつけようと正社員への転職を考えると、今の給料からだだ下がりするのでモチベーションは下がってしまったり、高い給料を求めて手がでなくなります。
また、期間工からの正社員登用は狭き門で目指すことで自分を苦しめることもあります。
そういう意味でも稼いだお金をどう使うのか。というところも期間工に応募する際に意識しておくことをおススメします。
それでは、繫忙期めがけていい期間工ライフをお過ごしください。