今の職場は限界だ。インフラエンジニアは学歴不要で転職しやすいらしいし、フリーランスとして活躍も可能らしい。
そろそろ心機一転、インフラエンジニアを目指そうと思った未経験や初心者といった人からすると、インフラエンジニアになるための勉強は難しいのか気になりますよね。
今回は、そんなインフラエンジニアになるための勉強は難しい?勉強なんてしたことないけど、IT系未経験でも問題ないの?といったインフラエンジニアになるための勉強について、全く違う職種の工場期間工出身の「ド素人」でも転職できた経験をもとにまとめていきます。
- 勉強は難しい?
- 未経験でも大丈夫?
- おすすめの勉強方法は?
結論から言うと難しいです。
しかし、ド素人からでも確実にインフラエンジニアになることができますし、日々進化していく業界なので、チャンスしかありません。
インフラエンジニアになるための勉強は難しいの?
今まで勉強なんてしたことない人や、理系の論理的なのはちょっと。。という人にとっては特に難しいと思います。
しかもいざ勉強してみると、華々しいIT業界!かと思いきやかなり地味です。
サーバーやスイッチ、ルーターなどのネットワーク機器と言われて、「はいはい」となる人なら問題ないと思いますが、ネットワーク機器?IPアドレス?となってしまう人の方が多いと思います。
さらに資料はパソコンを使用して作成するため、WordやExcel、PowerPointといったものを使える必要もあります。
そして、基本の連絡ツールがメールなので、文章力も必要となってきます。
※これらは使っているうちに慣れるのでそこまで心配する必要はないです。
インフラエンジニアの場合、勉強する範囲も広く、モチベーションの維持も結構大変なため、より難しいと感じてしまいます。
しかし、勉強する範囲が広く難しいですが、基礎の部分を押さえてしまえばあとは応用なので少しずつ着実にやることが大事になってきます。
※とにかく地味で根暗です。
インフラエンジニアへの転職は未経験だと難しい?大丈夫?
インフラエンジニアは学歴が関係なく転職しやすいと言われていますが、未経験だと難しいということはなく、きちんと基礎を押さえることさえできれば活躍することができるので問題ありません。
インフラエンジニアは、生活に例えると電気、ガス、水道といったライフラインにあたる仕事と例えられています。
- 水道が使えなかったら?
- 電気が使えなかったら?
- ガスが使えなかったら?
カップ麺も食えず真っ暗闇で寝るだけなんて、もはや想像もできないですよね。
それくらいインフラエンジニアの仕事は重要なため、やりがいのある仕事です。
しかも専門性が高い分野なので、あの自由で噂のフリーランスとしても働ける可能性も十分にあります。
最近、クラウドという言葉をよく聞くかと思いますが、ここ数年で急速に進歩している技術なので、会社の大御所さんたちよりも詳しくなれるという大チャンスもあります。
それだけ常に進化している業界なので、勉強が難しいと言われているなかでも転職がしやすい理由となります。
古いとか仕事がなくなるとかネガティブな意見もあるようですが、新しいものを勉強すればいいだけなので今からでは遅い!ということはありません。
今からでも全然問題ないですし、新しいもの好きにはたまらない仕事です。
おすすめの勉強方法について
いざインフラエンジニアを目指すとなっても勉強する範囲が広く難しいと言われているものをどうやって進めていけばいいのか。
勉強を続けるコツは、あまり高い目標を持たないことです。
勉強方法は、独学かスクールといった選択になってきますが、まずはやってみようというレベルなのであれば学習に必要な本も豊富な基本的なIT資格を中心に独学で勉強を始めていけばよいです。
- ITパスポート
- 基本情報技術者試験
資格対策は無料アプリや無料で公開されている過去問で十分なため、広範囲を解説している基本情報技術者試験用のキタミ式を1冊持っておけば十分です。
もう少しインフラエンジニア目線で。となると情報も多く、無料でも勉強可能なベンダー資格を中心に勉強を進めるとよいです。
- CCNA
- LinuC(LPIC)
インフラエンジニアとして働くようになったあとでも普通に活用するサイトもたくさんあるので、逆に言うとわざわざ本は買わなくてもいいレベルです。
しかし、ITパスポートのような簡単な勉強ではなく難しい部分もあるので、もし気が乗らないのであれば無料で見れるYouTube動画を使うのも全然アリです。
実際にスクールで講師を勤めているような人の動画も普通にあります。
ただ、YouTubeでは誘惑に負けてしまう可能性もあるので、勉強は難しいけど頑張ってインフラエンジニアになるんだ!というカッコイイ人は思い切ってUdemyを利用して動画を買ってもよいと思います。
絶対に必要か!?と言われればそんなことはないので感性におまかせします。
いやいや!今すぐインフラエンジニアになる。という道筋もハッキリしていてあとは知識とスキルを身につけるだけというのであれば。スクールでもいいと思います。
何十万というコストこそかかりますが、間違いなくインフラエンジニアになるための最速ルートと言えます。
インフラエンジニアは勉強が物理的に難しい場面が多い?
単純にインフラエンジニアになるための勉強は範囲が広くて難しいということもありますが、実機での勉強も必要なため、これを揃えるのも難しいです。
サーバーならまだ使い道はありますが、ネットワーク機器となると日常生活では、もはや不要です。
インフラエンジニアは実機でのスキルが重要なので、机上の勉強だけで済むような資格は不要とも言われております。
これも学歴が不要でド素人からでも問題ないという理由にもつながります。
しかし、全く必要ないかと言うとそうではなく。。。インフラエンジニアにとっての資格の重要性については、インフラエンジニアは資格がいらないのは本当か!?実際に働いて知った資格の【重要性】についてにて解説しておりますのでよかったら参考にしてみてください。
その点、スクールを活用する場合は、実機での学習プラスで資格も取得可能となるため、即戦力が育つ理由とも言えます。
また、インフラエンジニアになってしまえば、会社で用意されている検証環境を利用することもできるため、やる気があるのであれば転職までサポートされているようなスクールを活用して最速でインフラエンジニアを目指すのは悪くないと思います。
ただ、プログラミングとは違い、現地での学習が必要となるため、通わなければなりません。遠方サポートといったサービスはあるようですが、実機の兼ね合いや現地に行かなければ操作が不可能なため、いくら普及しているとはいえリモートでの学習は難しいです。
また、「東京」「大阪」といったかなりの都会にしかないため、さらに難しいと思います。
そう考えるとスクール講師が解説している動画は、遠方のスクールに通うことを考えるとかなりコスパがいいと思います。
新CCNA(200-301)完全未経験からの合格講座(コンプリート版)
今回のまとめ
未経験からでも学歴など関係なく転職しやすいと言われているインフラエンジニアの勉強について見てきました。
転職しやすいとはいえ勉強しなくて良いわけではありませんし、未経験からインフラエンジニアを目指すとなると勉強は難しいです。
しかも、私のようにこれまであまり勉強をしたことがないような人となるとさらに難しいと言えます。
しかし、専門的な分野で常に進化している業界のため、「ド素人」からでも最新の技術を勉強し、身につけることができるので、活躍することができます。
また、勉強方法については、独学かスクールを活用する2パターンになります。
独学から転職して後から苦労した人間からすると、スクールである程度の知識とスキルを身につけておくことをおすすめしますが、自分にとってあっているなと思う方を選択すればOKです。
やはり、未経験から勉強するとなると押さえておく必要がある範囲が広かったり、モチベーションの維持など難しい部分が多いです。
インフラエンジニアという目標が漠然としていると勉強していて難しいことに直面すると徐々にやる気が薄れてしまいます。
※目標が大きすぎるとやる気がなくなるというのは、心理学的に見ても当たり前のことだそうです。
一応、各種スクールは事前に面談できる場合がほとんどなので、まずは気軽に相談してみるのもよいかもしれません。