インフラエンジニアなるには未経験で独学からでも大丈夫なの?
結論から申し上げますと独学でも問題ありません。しかし、スクールといった方法もあります。
時間がかかったっていいんだ!苦労こそが美学だ!というのであれば、むしろ独学をおすすめします。
しかし。そんな素晴らしい人はそうはいません。
というか「フリーランス」「自由な働き方」という私のような「ふわっ」としている人の方が多いのではないでしょうか。
今回は、そんなインフラエンジニアを未経験から目指す場合の独学とスクールの気になる【メリットとデメリット】について、解説していきます。
それぞれの良さを理解した上でIT業界未経験からインフラエンジニアを目指していきましょう。
- 独学で勉強するメリットデメリット
- スクールを利用するメリットデメリット
- インフラエンジニアに未経験から最速で目指す方法
インフラエンジニアは腕がすべての学歴が関係ない職業でもあるため、私のような中退を経験した元工場の作業員でもインフラエンジニアとして働くことができております。
しかし、私のように独学から奇跡的に転職したのちに苦労する人もいるわけで。そんな人が1人でも多く減ってくれることを願ってます。
インフラエンジニアに未経験からなるには独学でも大丈夫?
インフラエンジニアになるために必要な学習を未経験や初心者が独学で勉強するとなると、やはり時間がかかります。
しかし、必ずしも独学がNGということはないため、冒頭でも書いた通り、時間が掛かってでも問題ないような人や、やる気や根気があれば全然問題ありません。
インフラエンジニアを未経験から目指す場合の独学とスクールのメリットデメリット
ここからは独学とスクールのメリットデメリットについてです。
メリット | デメリット | |
---|---|---|
独学 | 安い | 遅い |
スクール | 高い | 早い |
この他にもたくさんありますが、まずは簡単にまとめておくとこんな感じになります。
ここからはさらに細かくまとめていきます。
独学のメリット
まずはインフラエンジニアを未経験から目指す場合に独学で学習するメリットについてです。
- お金がかからない
- ムリならフェードアウトできる
- 好きな教材が選べる(本、動画など)
- エンジニアに必要な問題解決能力が自然と身につく
さらに自分にあったスタイルを選ぶこともできるので人によっては自由に学べることは良い点と言えます。
今では便利なもので簡単にUdemyを利用して有名講師の動画を手に入れることができるため、24時間スマホひとつから学習可能となっております。
しかもをキャンペーンを利用すれば、スクール必要な費用の何十倍も格安で手に入れることもできます。
目で追うよりも耳で情報を入手することはかなり効果的で勉強の効率もアップします。
下記は、インフラエンジニアとして超必須のIPアドレス、通信プロトコルといったネットワークの基礎と呼ばれる部分が解説されている動画です。チェックしてみてください。
※このあたりはインフラエンジニアでなくてもIT業界では必要な知識となるので、見ておいて損はありません。
また、「ネットワークエンジニアとして」や「Ping-t」といった無料で学習できるかつ、有料級なサイトも多数存在するので、情報は豊富です。
自分にあったものを使って勉強を進めていってもらえたらと思います。
独学の場合、問題解決も自分で行う必要があるので面倒くさいしきついですが、それがのちに大きく役立つので、何があっても突き詰めていけるようになってください。
独学のデメリット
続いては、独学で学習する場合のデメリットについてです。
- めっちゃ時間がかかる
- 機器を揃えるのがきつい
- 転職先が見つかりにくい
- モチベーションの維持がムズイ
無資格で未経験OKで仕事をしながら勉強できるような会社でもあれば良いのですが、求人に応募するのに基本情報技術者試験といった国家資格が必要だったり、ベースとなるネットワークやサーバーの知識プラスαで学習する必要もでてきます。
また、学習する範囲が広いため、モチベーションの維持が結構大変です。
インフラエンジニアは、サーバーやネットワーク機器といった普通に生活している人だとほぼ間違いなく買わないものが必要となります。
使っているPC上に仮想環境を構築したり、Webサイト上の学習ツールを使用することで代用は可能ですが、やはり限界があります。
そういう意味でもモチベーションの維持が大変なことがあります。
だからといって独学を諦める必要はなく、インフラエンジニアになるために必要な資格の勉強でしたら、機器は使わなくても大丈夫ですし、仮想環境で十分です。
スクールのメリット
ここからはインフラエンジニアを未経験から目指す場合にスクールを利用するメリットについてです。
- 資格取得も可能
- 機器を揃える必要がない
- 即戦力レベルのスキルが身につく
- 転職までの道のりがハッキリしている
初心者OK!KENスクールといったスクールでは、インフラエンジニアという目標に向かって最短距離で学習可能なことに加え、ネットワークという普段馴染みのない部分のスキルを身につけることができるため、即戦力レベルまで成長することができます。
※学習の過程でCCNAといった資格取得も保証されています。
やはり、スクールを活用するメリットは、実際に現場で使うようなサーバーやネットワーク機器に触れることができることがかなり大きいです。
実際にインフラエンジニアとして働くと分かりますが、インフラ系は特に自分で機器に触れないと全然使えるようにならないため、実機での操作が超重要です。
スクールによっては卒業後も一定期間は実機での学習を許可しているところもあります。
※いかに実機での操作が重要かがわかります。
スクールのデメリット
ここからはスクールを利用した場合のデメリットについてです。
- お金がかかる
- 時間が決まっている
- 自分でも追加の勉強が必要
インフラエンジニアとして働くまでのスピード感や資格保証されるスクールもあるため、どうしても値段が高くなってしまいます。
いくら将来的に回収できるからといっても勇気がいりますよね。
また、分割でも良いという場合もありますが、自分自身への投資とはいえ、どうなるかわからないものにお金を払えないのが人間です。
そういった人向けに各種スクールは事前にカウンセリングを行っている場合がほとんどなので、気軽に話を聞いてみると良いと思います。
また、独学とは違いスクールは、講師がいるため、〇時~と時間が決まっています。
別にその日を逃したら完全終了ではありませんが。
どうしてもみたいアニメやゲームの発売日に被ることもあるため、我慢が必要です。
※体調不良などやむを得ない場合はきちんと対応してくれるのでご安心ください。
さらに資格保証がついている場合がほとんどですが、スクールが資格をくれるわけではありません。
簡単には取れるITパスポートとは訳が違うので、資格に向けた勉強は個別である程度必要です。
ただし、会社によっては資格がベースの給料に反映される可能性もありますし、何より自分のスキル(勉強してきたこと)の証明になるので勉強がムダになることはありません。
※資格の重要性については、インフラエンジニアは資格がいらないのは本当か!?実際に働いて知った資格の【重要性】についてにて解説しているので気になる方はチェックしてみてください。
やはり、教材費等込みで何十万という費用がかかるため、スクールのデメリットは費用面が目立ってしまいます。
どちらを選ぶかはあなた次第だけど…。
独学とスクールのメリットデメリットを見てきましたが、では一体どちらがいいの?という話になるわけですが。
私自身は未経験OKの会社だったので独学でも救われていますが、転職後のスキルアップのことも考えると独学でインフラエンジニアを目指すのは時間がかかり過ぎるため、圧倒的にスクールをおすすめします。
ベースの知識や資格まで取得できることに加え、ある程度お金をかけることで逃げ道がなくなるため、短期集中で本気で取り組むことができます。
しかもインフラエンジニアは未経験だからダメということは全くなく、学歴すらいらない世界だと言われております。
ということは、誰だって成功することができるということです。
また、短期集中で取り組んだ功績は自分にとっても自信になります。
※この自信が次なるステップアップへつながります。
どうしても費用が出せない場合もありますよね。
そんな場合は、独学で学びつつ期間工といった短期間で稼ぐ方法もあります。
経験して分かりましたが、期間工は勉強しながら稼ぐには最高の仕事です。
※最高と言いつつ某MMOにドハマりしてタイピングのスキルアップもほどほどにほぼムダに過ごしてしまいましたが。。。
失敗したからこそ、同じ過ちを繰り返してほしくないので反面教師で短期集中でいきましょう。
今回のまとめ
インフラエンジニアに未経験から目指す場合の勉強方法について見てきました。
独学とスクールの2パターンに分かれますが、どちらが正解ということはありません。
費用がかかってしまいますが、インフラエンジニアになるまでの時間は明らかに独学よりスクールの方が早いので、いろいろな経験をした人間からすると断然スクールをおすすめします。
しかも、インフラエンジニアは実際に仕事をするようになってからは、スキルアップのために独学で勉強や検証といったことをしていくことになります。
※インフラエンジニアはなる前よりもなった後の方が重要です。
インフラエンジニアに未経験から独学で目指す場合でもあらかじめ実機での勉強がどうしても必要となります。
LinuxやWindowsでしたら、VirtualBoxやVMWare WarkStationといった仮想環境を使用すれば操作可能ですが、パソコンのスペック次第ではマジで思うようにサクサク動いてくれなかったり、ネットワーク機器に至っては準備すらも難しいです。
スクールであればこういった機器が豊富に準備されているので安心です。
また、資格試験の合格保証までされており、CCNAといったインフラエンジニアに必要な資格まで取得できます。
未経験→即戦力レベルの人材が多く育つという理由に納得がいきます。
しかも、未経験→即戦力→転職までをゴールとしており転職までのサポート体制も手厚いため、インフラエンジニアとしての働き口を探すという面だけでみてもかなり優秀です。
まずは、未経験からインフラエンジニアになることに重きを置いていきましょう。